2010/02/11

Visit Japan

1月30日から2月9日まで、日本に一時帰国しました。

Kazuが訪問研究者としてNC State Universityに滞在できる大学からの許可証(DS-2019という書類です)をGetし、アメリカへの入国許可証であるVISAを更新するための帰国です。
ところが、Ticketを取った後、よく調べてみると、実はもしこれから1年の間アメリカから出国しなければ更新しなくてもよかったということが判明、もしVISAの有効期限が切れた後に出国しても、一度帰国してVISAを更新すればよかったのです(やはりやってしまいました・・・)。
まあ、せっかく予約もしてしまったし、みんなにも宣言してしまったので、いい機会だと思い日本で楽しいひとときを過ごしてきました。

まずは、VISAの更新について書いてみます。
アメリカに3ヶ月以上滞在する場合にはVISAが必要となります。学生用のVISA、働くためのVISA、運動・芸能VISA!などいろいろな種類がありますが、ぼくは交流訪問者VISA(J-1VISA)でアメリカに来ています。これは、教育機関やその他非営利機関のプログラムに参加する目的で渡米する際に供給されるVISAです。

このVISAを取得するために、まずはNC State UniversityのPhysical Education Departmentに訪問交流者として受け入れてもらい(さまざまな書類を提出し、Tedにたくさん助けてもらいました)、DS-2019、J-1VISAをもらい昨年の3月に渡米しました。その時点での期限が2010年の3月、今回はその延長なので、初めての手続きに比べれば、とてもスムーズに手続きを終えることができました。

順を追っていくと、
1月8日に期限が延長されたDS-2019を取得
1月15日にVISA更新のための手続き
VISAを取得・更新するためにはアメリカ大使館で領事の面接を受けなければなりません。書類の作成、面接の予約も含めてすべて事前の手続きをWebで行います。
NCでできることを全て終え、面接を2月2日に予約し、帰国に備えました。

2月2日のアメリカ大使館での面接、
予約は8:15だったのですが、前回初めての面接のときにはたくさんの人が並んでいて入るまでに時間がかかったので、7:30にはアメリカ大使館に到着、まだ2名しか並んでいませんでしたが、そのまま並びました。
8:00に受付開始、大使館に入るための第1関門は持ち物Check、飛行機の手荷物検査と同じように機械でCheckが入ります。PC、カメラ、携帯電話、i podなどの電子機器は全て受付に預けることになります。残念ながら写真を撮ることはできませんでした。食べ物、飲み物も持ち込み禁止、ぼくが持っていたおみやげ用のお菓子は外のプラスチックボックスにそのまま預けることになりました。
中に入ってからは、入口で日本人の職員による書類のCheckがあり、2,3の書き込み不足の部分を書き込んでから面接の順番待ちです。面接の前に10本全ての指紋を機械にて登録、面接に呼ばれたのは9:30頃でした。面接といっても個室があるわけではなく、5〜6の窓口が並んでいて、呼ばれた順番にその窓口に立って対面の領事の面接を受けるという感じです。
聞かれたのは、どこの大学でどんなことをするのか(最初は学生かと聞かれたので、そうではなく訪問研究員だと答えました)、その後は、今の生活はどうか(とても楽しんでいるが、思ったより寒いのでビックリした、というと、今年は特別だと言っていました)などなど、とてもFriendlyな感じでした。面接は和やかな雰囲気の中3分ほどで終了、全て英語でのやりとりだったのですが、1年も住んでいると少しは慣れるもんだなあとちょっと安心しました。
ここでパスポートを預け、新しいVISAを貼り付けたパスポートが1週間ほどで郵送される(郵送のためのエクスパック500もこのときに渡します)とのことでしたが、実際には2日後の木曜日には送られてきました。

もう一つの目的が、ほぼ1年ぶりに日本で懐かしい皆さんとお会いすること
指導者養成の講習会におじゃましたり、職場に挨拶に行ったり、お世話になっている関係各機関にご挨拶に行ったり、友達やライバルや後輩や赤ちゃんや教え子たちと会ったり・・・
日本のおいしい食べ物とお酒、たくさんの人たちと過ごした夢のようなひとときはあっという間に過ぎていきました。アメリカではほとんど外でお酒を飲むことがないので久しぶりに「次の日少し頭が痛い感じ」を毎日味わいました(毎日か!)。

日本を発つときには寂しくなりましたが、飛行機の長旅を終えNCに着いてまず感じたことは、「ああ、帰ってきたなあ」、素直にそう思っていたことに少しびっくりしました。

日本は食べ物が何でもおいしいし(普通の居酒屋でもアメリカよりぜんぜんおいしい:もちろん自分が日本人だということもありますが、それにしてもおいしい)、公共交通機関は充実しているし(すごく混んでいるけど)、買い物できる店も沢山あるし(100円ショップなんてAmazing!)、何より、不自由なくCommunicationがとれるし、自分にとってはやはり日本が一番だなあと思います。
でも、ここで毎日過ごしていることも間違いなく自分の人生の一部になっているんですね。

さて、帰ってきてすぐですが、この週末からはACA(America Camping Association)のConferenceでColoradoのDenverに行ってきます(TedにはToughだなあと笑われました)。この様子は逐一またこのBlogで報告しようと思います。

追記1
空港の駐車場に車を停めておいたのですが、寒さのためにバッテリーがあがってしまっていてビックリ!こちらは大雪でNC State Universityでも午前中のClassがキャンセルになったそうです。やむを得ずAAA(日本で言うJAFのようなところ)に電話している最中に親切な人が通りかかって、発電機!(なんと車に積んでありました)を貸してくれました。
明日の夜も雪が降る予報です。この雪を少しはバンクーバーに分けてあげたい・・・

追記2
帰りの飛行機はもちろんEconomyを予約したのですが、席がないらしく初めてPremium Economyという席に座りました。座席も広く超快適!往復JALを使用したので日本の映画見放題で飛行機の旅も楽しむことができました。

追記3
時差ぼけ解消法を発見
その1:飛行機の中では寝ない
その2:ちゃんと次の日、現地時間の朝に起きて活動する
始めの2日ほどは夕方に眠くなりましたが、日本でも、こちらに帰ってきてからもわりと早く通常の活動に戻ることができました。

2 件のコメント:

  1. お疲れ様です。
    久しぶりにお会い出来て楽しかったです。

    次回はマイアミでお会いできるように研究頑張ります。

    一緒にビーチに行きましょう

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  2. OK!
    しっかり研究頑張って、マイアミで再会しましょう!!

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