2010/05/30

Staff Training

5月28日から6月4日の予定で、キャンプ・ロイヤルのスタッフトレーニングに参加しています。キャンプ・ロイヤルはノースカロライナ自閉症協会が運営している、自閉症のある人たちのためのキャンプ場です。ここで、6月6日から10週にわたって、さまざまな年齢、さまざまなレベルの自閉症のある人たちのためのキャンプが行われます。
自閉症のある人たちのための総合的なプログラムであるTEACCHで有名なノースカロライナです。ノースカロライナ自閉症協会はもちろんTEACCHとも関係が深く、自閉症の特性にあったプログラムの提供やスタッフのトレーニングを提供しています。
今日で3日目が終わりました。簡単に報告します。

まずこの3日間の大きな目的はアイスブレイクとチームビルディング、何年かこのキャンプでカウンセラー経験があり、アクティビティ・ディレクターという各アクティビティの指導や事前の準備をしていたスタッフ(ほとんどが大学生)、そして基本的にキャンパーと1対1で対応するカウンセラーをぁ合わせて40名を超える大学生たちが一緒に(この中には自閉症のある人と接したことのない子もいます)、ほぼ2ヶ月半一緒に暮らします。従ってアイスブレイク(初対面の時にお互いにある壁を壊す)とチームビルディング(チームとしてキャンプを作り上げる関係を築くこと)が第1歩になります。
1日目はチームビルディングのためのアクティビティを行うというオーソドックスな感じでスタートしましたが・・・
2日目には湖に全員で遊びに行ってボートに乗り(ボートといっても日本で言ういわゆるモーターボートというやつです)、ウェイクボードにチャレンジしたり!(ぼくもやってみましたが、残念ながら4回チャレンジでちゃんと立てませんでした・・・くやしい・・・)なんだか、ちょっと日本とスケールが違う感じです。夕食はみんなで街に繰り出したり、リラックスムードです。学生たちの何人かは、Sex & the Cityを見に行くなんて言っていました。

3日目からはレクチャーも始まり、トレーニングモードにシフトチェンジ。
まずはノースカロライナ自閉症協会とキャンプ・ロイヤルの話。
そしてとても大事なプライバシーの保護の話。全てのスタッフがプライバシー・ポリシーを遵守するという書類にサインをします。まだそのあたりの話を担当ディレクターと詰めることができていないので、今回は写真なしの報告です。
つづいて簡単な手話に関するレクチャーの後、コミュニケーションに関するレクチャーへ。
ここで簡単なテストをしました。3組の形容詞をまとめた4つのグループを見て、一番自分に当てはまるものに4点、一番当てはまらないものに1点というように順位づけをして、いったい自分がどんなリーダーシップをとるのか、同じグループのひとたちとディスカッションするということをしました。
4つのタイプは色に見立てられています。
Gold:Detail, Organize
Orange:Witty, Spontaneous
Blue:Emotional, Enthusiastic
Green;Thinker, Analytical
さて、ぼくはどのタイプだったでしょうか。答えはもちろん・・・
あまりにも当たりすぎてちょっと笑ってしまいました。

午後からは5〜6名のグループに分かれて施設を走り回りながら与えられた課題を解決するグループ・チャレンジや、キャンプ場内にあるボートの利用法、キャンパーの様子を記録し、親に報告するためのレポートの書き方など、キャンプの実際に関する研修も入ってきました。

そして夕食後にはキャンプファイアー!
小さい火を囲んで振り付きの歌を歌いっぱなしと言うボンファイアーでした。実はアメリカで体験する初めての「いわゆる」キャンプファイアーでした。なんていうのかな、ちょっと大げさに言うとキャンプ・ロイヤルというバックグラウンドと文化がかいま見られるような感じがしました。キャンプファイアーを見るとそのキャンプがどんなキャンプなのかわかると、いうことを聞いたことがありますが、本当にそんな気がしますね。

明日からはいよいよ本格的に実践的な内容に入ります。実際に自閉症のあるひとたちがキャンプ・ロイヤルで活動する様子を観察したり、一緒に活動をしながら(トレーナーといわれるプロフェッショナルが一緒について、いろいろなアドバイスをしてくれます)、自閉症のある人たちとのキャンプでの関わり方を学んでいきます。

さて、どんなことになるのやら・・・

2010/05/26

Wedding Party

先週の土曜日、Wedding Partyに参加してきました。
なんとWeddingしたのは我が弟Kenjiです。お相手はKaoruさん、ステキなJapanese Girlです。

Partyの場所はKaoru &Kenjiのお友達、KurtとAmyのお宅の庭でGarden Partyです。
今回のpartyはほとんど全てが新郎新婦の手作り、料理の手配から何からすべて直前まで2人でやっていました。
Kurtのお宅の庭はとにかく広い!なんと庭の中に池まであるのです。池にはBlack Bassがおり、時々釣りも楽しむそうですよ。Canoeも浮かべてあって、午前中はCanoeに乗せてもらっちゃいました。
母屋の他に奥さんのAmyのための手作りアトリエもあったりして、なんだか、山梨を思い出しちゃいました。
人のお宅なので十分な駐車スペースがありません。そこで登場したのがDouble-decker!


partyの出席者は、このバスに乗って会場まで。
会場はこんな感じのステキな場所です。


右下に見える橋は、KenjiとKurtが作ったそうです(Kenjiは押さえただけだったらしいが・・・笑)。この橋の上で、Ceremonyが行われました。


後ろ姿が牧師役?のKurt、花婿はともかく、とてもきれいな花嫁だったので是非是非大きなサイズで、と思ったのですが、Privateなことでもあるので自粛・・・


Ceremonyが終わると乾杯の発声の後はひたすら飲んで食べて、しゃべって・・・という感じでした。長いスピーチもなく、余興もなく、なんだかそれぞれのペースで、それがすごく和やかな感じで良かったです。


日本ではご祝儀を包んで渡しますが、こちらにはそういう習慣がありません。出席者は思い思いのGiftを持ってきます。新郎新婦は新生活に必要なものをリストアップしたRegistryという物を作り、何が欲しいか訪ねてきた友人にはそれを渡すそうです(新郎新婦、これで合っていますか?)。なんだかクリスマスみたいでこれも楽しいですね。


もうすぐお開きの時間、出席者が新郎新婦を見送るため花道を作ります。それもアメリカらしくあまりきちきちした感じではなく・・・いい感じでした。


帰りももちろんDouble-Deckerで、乗り物好きとしてはこれに乗れなかったのがちょっと心残りだったりして・・・

それにしても5年前には、まさか身内がアメリカで結婚して、それに家族で参加するなんて想像だにできませんでした。なんだか面白いですね。

最後に月並みですが・・・お二人とも末永くお幸せに。

2010/05/19

in Atlanta

弟Kenjiの住むMississippiに向かう途中、Atlantaで観光しました。
まずはMajor League観戦。Atlanta Braves vs. NY Metsです。


Bravesの本拠地、Turner Fieldです。


野球好きのMasaoは身を乗り出して見ています。席は3階ですが、バックネット裏一番前の席でなかなかよいところでしたよ〜。


外野席にはBarがあって飲食をしながら野球を観戦することができます。アメリカのプロスポーツは見せ方上手ですね。Inningの間にはさまざまな趣向を凝らしたゲーム等があり(もちろんスポンサー付き)、観客を飽きさせないように工夫されています。Ticketを予約したら3日に1回はBravesからMailが届くようになりました。少しでもリピーターを増やすためにいろいろな工夫をしているんですね。



試合前にアトラクションで演奏をしていたHigh schoolのBandが7回に演奏を始めました。


Bravesには川上憲伸と斎藤隆がいます。今回は斎藤隆が投げるところを見ることができました。8回を3人でぴしゃりと押さえていましたよ。
川上憲伸は先発ローテーション入りしているようですが、あまり調子がよくないようです。


試合の方は2対2で迎えた最終回Bravesの攻撃、1アウト1,2塁で送りバント、なんとこれを1塁悪送球でサヨナラという、なんとも劇的な?幕切れでした。
ちなみに僕がかぶっている帽子は、入場者全員に配られたもの、タダとは思えないくらいちゃんとしていましたよ。

次の日はAtlanta市内観光。


まず向かったのはWorld of Coca-Cola、AtlantaはCoca-Colaの本社があるのです。


館内には世界各国のポスターやボトル、過去のコマーシャルなど、Coca-Colaに関するものがたくさん。ちなみに写真は若き頃の加山雄三・・・


これはCoca-Colaのおいしさの秘密を探るという3D-Movie、専用のめがねをかけてみるのですが、なかなかの大迫力!座席が揺れたり、水しぶきが実際にかかったりもしましたよ!!


世界各国のCoca-Cola製品が試飲できるコーナー、本当にいろいろな味のものがありましたよ。もうしばらくコーラは飲みたくない・・・


続いて向かったのはGeorgia Aquarium、海の中のトンネルを抜けます。


実際に海の生き物にさわれるコーナーもあったりして、子どもたちに大人気でした。



いつまでいても飽きません。が、そう言うわけにもいきません・・・


ここAtlantaにはCNNの本社もあります。本社内を見学できるTourもありますが、残念ながら今回は時間切れでした。


ここはUndergtound Atlantaという地下街を利用したShopping Mall、ここはすごく雰囲気が良いところ(アメリカ!という感じです)でぼくは大好きになりました。

なんのなんの、Atlantaはなかなか良いところでした。そしてぼくたちの体力も捨てたものではありません・・・(笑)

2010/05/17

Masao & Noriko in USA

うちの両親、MasaoとNorikoがUSAにやってきました。


うちの湖に行ったり


Farmars Marketに行ったり


Rock Wallに行ったり


Football Stadiumに行ったり

ちょうどこの日はNC Stateの卒業式で



卒業式に紛れ込んだりしました。映画やドラマでよく見る衣装をみんな着ていて、ひとりひとりが卒業証書を受け取っていました。授与の時に響き渡る歓声がなんともアメリカらしいです。親だけではなく親戚一同集まっていて、あちこちで写真を撮っていました。すごいFamilyの結びつきですね。


愉快なアメリカ人のお宅にもお邪魔しましたよ。

ずいぶんマイナーな所ばかりだって?


ちゃんとWashington DCで観光もしてきました。
明日はゴルフの聖地、Mastersが行われるAugustaとMajor Leagueを見に行ってきます。

さて、3人の体力はどこまで続くのか…

2010/05/15

Year End Ceremony

5月12日(水)は、Year end party、ぼくたちPhysical Education Departmentが所属するStudent AffairsのCeremonyです。


朝8時からFree Breakfastが用意されます。


ここに集まっているメンバーは主に学生に対するサービスに関わる部門の人たち、HousingやArt、Scholarshipなどです。


1時間ほどの歓談の後、ホールに入ります。


この人はDr. Stafford、Student Affair担当のVice Chancellorです。このCeremonyの目的は、1年間を通してめざましい働きをした人への表彰(Award)です。さまざまなAwardが用意され、まずノミネートされた人たちが1人1人紹介されます。


名前と共に顔写真もスクリーンで紹介されます。


ときどきこんな写真もあったりして、今風に言うと「ちょーうけるんですけど」(もしかして古いでしょうか・・・)


その中からAwardを受けた人たちは壇上に上がり、記念品が贈呈されます。先日はPhysical Education Departmentの中でもAwardがありました。このようにさまざまな工夫をしながら働く人々のMotivationを上げようとしているのでしょうか。でも、とてもいいことだと思います。
他にもさまざまなAttractionが用意されています。



これは、Music Departmentによる歌の披露
他にも縄跳びの実演があったり、コーラスがあったりと、盛りだくさんのCeremonyでした。
なんだかアメリカらしいSemesterのしめくくりです。

2010/05/09

Sunday Morning

何もない日曜日(やるべきことはありますが・・・)、少しのんびり起きて、Coffeeを飲みながら見る番組がCBSテレビのSunday Morning、さまざまなトピックを5分程度のVTRにまとめて流してくれます。
今回のテーマはこれ「Japanese Cleaning Camp」


Watch CBS News Videos Online

神奈川県の茅ヶ崎市で行われている「おそうじキャンプ」が紹介されていました!
日本では学校で「読み」「書き」と同じように「そうじ」がカリキュラムに入っている、と紹介されていました。そうか、あれはカリキュラムだったのか!、か?
(あ、教員免許持ってるんだった・・・)

僕と同じように研究留学しているTommyの息子さん曰く、
アメリカの学校はすごい。学期のはじめに鉛筆を100本?!くらい用意させられるそうです。なぜかというと、アメリカの子たちは勉強中に鉛筆が落ちても拾わず、新しい鉛筆を使うからだそうです。
だから鉛筆や消しゴムなど、本当にたくさん必要なのだそうです。
もちろん、そうじをするのは、彼らではなく、業者の人たち・・・

そういえばそうじの思い出って結構ある気がする。机を動かした後の広い教室で遊び回ったり、こぼれた牛乳をふいたぞうきんをふざけて投げ合ったり・・・ワックスがけした後のにおいも・・・
そんなことを思い出した日曜日でした。

2010/05/07

Rehabilitation

少しずつ身体を動かし始めようと思います。

ほぼ1ヶ月ぶりにRoad Bikeに乗りました。


Tedのうちの庭には、タンポポが咲いていました。日本のものより丈が高い気がします。


我が愛車も久しぶりの外出でうれしそう。


Tedの家の周りは牧場や畑が続くとてものどかなところ、自転車で走るととても気持ちがいいです。


記念撮影。


我が愛車Grenの後ろに積まれているのはMowing Machine、草刈り機です。これは運転するタイプ。アメリカの一軒家はどこも広い庭を持っていて、必ずと言っていいほど芝生になっています。夏が近くなってくると2週間に1回くらいの芝刈りは欠かせません。週末には庭で、このMowing Machineを運転している姿がよく見られます。
(ちなみに僕が住んでいるApartmentは業者がやってくれます。)
TedのMowing Machineが調子が悪いと言うことで、Repair shopに運びました。
なんかTruckみたいでかっこいいなあ。(Truckだけど)

今日は30℃を越えたNCでした。

2010/05/05

Several things to fix

fix:決める、固定する、修理する、治療する、調整する・・・
いろいろfixしたこと、fix中のこと、fixしなきゃいけないことがありました。

先週、日産から封筒が届きました。開けてみると何と・・・
Recallのお知らせではありませんか!
Toyota(こちらではトヨダ(ヨにアクセント))だけでなくNissanよ、おまえもか!!
見てみると、燃料の残量表示の不具合で、燃料が1/4くらい残っている表示なのに実は燃料がEmpty担っている可能性があるとのこと。今までそんなことはありませんでしたが、ただで直してくれるとのことなので、Dealerに持って行くことにしました。

ところが、Dealerの人が、最初に言ったこと。
「これ、タイヤ換えなくちゃだめだねえ(こうは言いませんでしたが、こんな感じ)」
確かにタイヤ、もう寿命だよなあと思いながら乗っていました。
他にもブレーキオイルやパワステのオイル、クーラントなどいろいろ換えた方がいいとのこと。6月には長いRoad Tripに出かけるということもあり、途中で故障するのもいやだし、この際全部やってもらうことにしました。
すると・・・結構な出費です(泣)。

その代わりいろいろサービスしてもらいました。


洗車までしてもらい、ご機嫌の愛車Grenです。


タイヤもピカピカです。

左足はfix中、今日初めて靴を履いてでかけました。
足をつくときにちょっと痛みはありますが、普通に歩けるようになりました。次は自転車に乗るぞ!

fixしなきゃいけないことも。
来週からはけっこうお出かけが続きます。6月のRoad Tripの準備もあり、5月末からは自閉症の人たちのためのキャンプのスタッフトレーニングも始まるし、仕上げなきゃいけないこともあるし・・・

有意義なSummer Vacationにするために、ちょっと頑張りどころです。