2010/01/19

CEO Research Symposium



1月15日〜17日までIndianaで行われたResearch Symposiumに参加してきました。
これはCoalition for Education in the Outdoors(CEO)という野外・環境教育の研究者、実践者のためのNetwork団体が2年に1度開催しているものです。
開催場所はBradford WoodsというIndiana University所有のキャンプ場です。
Kazuと同じようにアメリカ留学中のTommy(日本人)と一緒に行ってきました。
Indianapolis International AirportでTommyと開会の2時間前に待ち合わせ、車で30分ほどで会場に到着するはずが、なぜか時空のひずみにはまってしまい(ただ道を間違えただけという噂もあり)、気づいたら1時間ほど遅刻してしまいました・・・



到着してみると何やら楽しげな雰囲気が・・・さすがにというか、自然や人が好きな人たちの集まり、Icebreakerのゲームの真っ最中。
乗り遅れた2人ですが、なんとか無事に入り込み、USA版の「進化ジャンケン」や「私は誰でしょう」を楽しみました。



ここはキャンプ場なので食事も宿泊も一緒!夕食はBuffet Styleです。



いよいよPresentationのSessionが始まりました。最初はDr. Alan EvertによるPresentation、このSymposiumはそれほど多くの参加者がいるわけではないのですが(50名ちょっと)、ぼくが今まで読んできた論文や本を書いたような、この世界では有名な人たちが集まっています。すごく緊張するかと思いきや、なんだかRelaxした雰囲気、服装も「ここはキャンプ?」というようなCasualな感じです。
それでもDiscussionは活発、この世界では大御所のAlanに対してGraduateの学生が質問して、それに対してAlanが“Good point”なんて言ったり、すごくOpenな雰囲気ですすみます。
ちなみにAlanは昨年KazuがOutward Boundのコースに参加したときのInstructor、とってもよくしてもらいました。今回はAlanにもう一度会いたくて参加したというのが理由の半分です。



引き続き、食堂に場所を移し、PosterによるPresentationのSession、なんとBeerやWine、Snackが用意され、ボトルやグラスを片手にという和やかな雰囲気で行われました。



Kazuが泊まったのはBradford Woodsの16人用Cabin、ここでは障害を持った子供たちのためのCampも数多く行われていて、段差のないAccessibleなDesignでした。このBradford WoodsについてはまたこのBlogで紹介します。



一方、Tommyが泊まったのは3人用のおしゃれなCabin、同じ参加費を払ったのにこの差はいったい・・・?



2日目もまる1日のPresentation、日本で学会発表というとジャケットにネクタイ着用で1人の人が全ての内容をPresentationするというのが通常ですが、こちらは本当にいろいろ。
2人で交互にPresentationするのは普通、上は3名で寸劇風にPresentationをしています。まさに発表ではなくPresentation!
内容も長期のAdventure Program参加者を4年間にわたり縦断的にInterviwsしてその効果の継続性を調査したもの、自然への親和性(Affinity of Nture)に着目したもの、Camp参加による問題解決能力(Problem Solving)の変化、Adventure Tripの大学の1年次教育(First Tear Experience Course)への適用、Criative WritingとOutdoor Recreationの実践によるSelf Efficacyの変容・・・など本当にさまざまでした。(詳しくはこちら)



キャンプ場でのSymposiumらしくPresentation中も暖炉にはたき火が・・・



このSymposiumではたくさんの人たちと出会うことができました。これはNOLSのJohn、彼はNOLSでCurriculum and Research Managerを務めています。ぼくがNOLSの本を読んですごく勉強になったことを話すと、彼が書いた他の本とレア物のステッカーをくれました。
もちろん本にはサインをもらいました。
来年の冬にはNOLSのCourseに参加するつもりです。



左からDoctorical CandidateのRob、Tommy、Kazu、Graduate StudentのKelly、他にもたくさんの人たちとお話しをすることができました。
このSymposiumはStudentもProfessorなどさまざまな立場に関係なく、暖かいながらも真剣な雰囲気の中でOutdoor Educationの成果や課題についてさまざまな情報を共有し、話し合うことができました。
すごく元気とやる気をもらった3日間でした!
次回はBradford Woodsの紹介をします。

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