2010/03/08

Jim Cain's Workshop

なんだか久しぶりの更新になった気がします。


さて、今日はTeam BuildingのStaff TrainingのWorkshopに行ってきました。ACAのConferenceでお近づきになったJim CainがNCのCharlotteでYMCAのDerectorを対象にWorkshopを行うというので飛び入りで参加させてもらいました。Jimは、“Teamwork & Teamplay”、“Teachable Moment”、“Essential Staff Training”などの著書がある、Challenge Course、Team Building Programの開発、指導に関するアメリカの第一人者です。
13:00から18:00近くまで行われたWorkshopは数々のIce Breaker、Communication、Decision MakingのActivityを含んだ中身の濃いものでした。
本当は写真をバシバシ撮る予定だったのですが、なんと肝心のカメラを忘れてしまい、しかもどんなActivityをしたかMemoした紙も会場に忘れてきてしまうという、いつものUkkariぶり!順番はあやしいし、抜けているActivityも絶対ありそうですが、備忘録として記しておきます。


Walk & Talk
2人組でカップルのように腕を組み、外を歩きながら自己紹介、その中でお互いの共通点を探ります。向かい合って自己紹介をするよりも話しやすい・・・


Organizationの話:よく機能する組織には3つの要素がある。
1.Task:行う価値があること
2.Growth:Taskを通して成長する可能性があること
3.Relationship:組織の中で良い関係が育まれること


The Story of Your Name
自分の名前について、その由来を話す。Last NameによってRootsがわかる(たとえばアイルランド系とか)、Middle Nameはおばあちゃんの名前をつけた、などいろいろ面白いことも知りました。流れの中で、CampでNicknameを使うことに対する意見交換もあってなかなか興味深かったです。無理にNicknameをつけるのではなく、自分が呼ばれたい名前で呼ばれるのがいいね、という感じでした。


First Impression
その人の第一印象で、出身地、好きな食べ物、好きな音楽、ふさわしい職業、その人との共通点などを想像して用紙に記入し、答え合わせをするというもの。今回は3人で行いました。だんだん話が弾んでいく感じが楽しいです。


Wrapped Around My Finger
5mの長さのテープを使用(JimはこれをRaccoon Circleと呼んでいます、これを使って行うさまざまなActivityが他にもあります)、自分に関する紹介をひとつするたびにテープを自分の指に一巻き、これを繰り返してテープを全て自分の指に巻き終えるまで自分のことを語ります。20以上自分に関するTopicを挙げることになるので結構大変です。


Petecas
Mexicoなどで遊具として使われていた羽根のついたボール(バドミントンの羽根を大きくしたようなもの、インディアカとも呼ばれています)を使って円陣バレーのように、Petecaを落とさないように何回続くかを競います。聞き手でない方のみで行う、両手を使って良いが片足立ち、Petecaにタッチしたら3回拍手しないと次にさわれない、など、さまざまな課題がありました。


Character Cards
Leadershipに必要だと思われるCharacter(例えばPositive Attitude、Appreciating Diversity、Trust、Respectなど)が12個2組、合計24枚が裏返しになって置かれています。2チーム対抗で神経衰弱の要領で同じ言葉をめくったら両方のカードを表にする、全てのカードを先に表にした方が勝ちというもの。その後、12の言葉の中から、自分がLeaderhipに1番大事だと思うものをひとつ選び、なぜその言葉を選んだか話し合いました。


The Change Train
5人ひと組(4人でもOK)で電車のように1列につながります。3つのCommandに対し、間違いのないように従います。
Change:先頭の人が一番後ろにつながります
Switch:2番目と4番目の人が入れ替わります
Rotate:全員が向きを変えます(先頭が一番後ろに、一番後ろが先頭になります
3〜4つの指示が一度に出ることもあります(Rotate - Change - Rotate - Switchなど)
最後は全員が目を閉じてChallengeしました。なかなか楽しいです。


Sunny Side Up
課題1:80cm×120cmほどの大きさのシートに大小あわせて5つの穴が空いています(そのうち4つはテニスボールより大きい)。全員がシートを持ってボールを下に落とさないようにして全ての穴の回りを1周させます。
課題2:全員でシートを上下に動かしてテニスボールを高く上げ、その間にシートを裏返して裏側でキャッチします。アイオレシートの「バケッ2ボール」みたい・・・


Wah!
これは、文章で説明するのが難しい・・・知っている人は知っている「せんだみつおゲーム」みたいな感じ。それを「Wah!」と叫びながらやるのですが、超楽しいです!


Flying Carpet
120cm×120cmほどのシートを用意。まずは表面に自分のこの夏のGoalをテープに書いて貼り付け、シェアします。次に裏返して、そのGoalを達成するためのBarrierをテープに書いて貼り付け、シェアします。
Activityが始まります。裏面にしたまま全員がシートの上に乗ります。これは空飛ぶ魔法の絨毯で、今、全員を乗せてシートが空高く飛んでいます。全員が絨毯から落ちないようにBarrierの面を裏返してGoalの面を表にするという課題です。


Closing circle
最後にCircleになって行う活動のひとつ、「Everybody Needs A Rock」という自分にぴったりな石を捜すための10のルールを順番に読み、そのルールに従って自分の石を捜します。
全てのActivityがそうなのですが、すべてMetaphor(たとえ)になっていて、それぞれの活動で行ったことはすべて実生活ではどんな風に役立つのか、また、Leadershipを発揮する場面でどう活かされるかを考えるJimからの問いかけがあります。
自分にぴったり合う石が人によって違うように、このWorkshopでそれぞれが得たものは違う、それを自分自身の手で見つけ出そうというMetaphorになっています。


Virtual Slideshow
まとめの活動のひとつ、スライドショーのように自分が一番印象に残ったことを1枚または数枚の写真を解説する形で、今回のWorkshopを振り返ります。


やはり5時間となると自分の英語聞き取り持久力もかなり低下し、息も絶え絶えと言う感じなのが残念ですが・・・
自分が今までやってきた活動の糧になる有意義な1日となりました。
Kazuが自信を持ってお奨めする活動です。


Books



Cain, J., Jolliff, B. (1998). Teamwork & Teamplay. Dubuque, IA: Kendall/Hunt Publishing Company.

Cain, J., Cummings, M., Stanchfield, J. (2005). A teachable moment: A facilitator’s guide to activities for processing, debriefing, reviewing and reflection. Dubuque, IA: Kendall/Hunt Publishing Company

Cain, J., Hannon, C. M., Knobbe, D. (2009). Essential Staff Training Activities, IA: Kendall/Hunt Publishing Company

Website






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