2010/03/21

Spring Trip

3月13日から20日まで、大学のSpring Breakを利用してGeorgiaにあるCumberland Island National Seashoreに行ってきました。ここは、Georgiaの南、すぐ南はFloridaというところにある南北15Mileほどある細長い島です。橋などは架かっていないので、もちろん船でしか渡ることができません。
Ferryも運行しているのですが、今回はTedが持っているCanoeに5馬力のMotorをつけて、島に渡り、島の北にあるWilderness SiteでCampをしようという計画です。

3月14日
13日丸一日かけてGeorgiaに移動、翌日St. MaryにあるVisitor Centerで手続きをして海を渡るはずが、問題発生。当初の予定では、Visitor Centerより北にあるParkからCanoeを出して10Mileほどの距離でSiteにつく予定が、なんとFerryの船着き場でもあるSeacampというSiteに一度立ち寄り、Resistrationしなければならないと言うことが発覚!これだと20Mile以上かかります。電話で確認したときにはそんなことはなく、Tedも食い下がっていましたが、とにかくSeacampには寄らないといけないということになりました。
とりあえずGasも多めに積んでいるのでひとまず出発することに。


荷物満載のCanoeです。
天気は晴れていますが、海上は風が強い模様。

いよいよ出発です。


最初はMovieを取ったりする余裕もありましたが、途中の海峡を渡る一番広いところは風に加えて潮流も早く、けっこう緊張した場面が続きました。



2時間かけてSeacampに到着、今日の状況だとこれ以上北に進むのは難しいということで、Seacampで宿泊することにしました。


Campsiteに向かう途中になんとアルマジロを発見!もちろん実物を見るのは初めてです。


このSeacamp SiteはFerry乗り場から10分ほどの所にあるSite、荷物はリヤカーで運びます。結構Family Camperもたくさんいました。それぞれのTentを設営し、いよいよ夕食準備。


TedとCampに行くときの初日夕食の定番Steakです。炭火で焼くとおいしいね。
夜は歩いて5分くらいの所にあるBeachへ。
そう、今日は新月なので星がとてもきれいでした。Tedにスバルの見つけ方を教えてあげたらとても喜んでいました(何せTedが乗っているのはスバル・レガシーですから)。

3月15日
Tedの趣味は写真、Awardをとるほどの腕前です。今回はTedに写真の撮り方を教わる予定、その為にTelephoto Lensも用意しました。朝日の写真を撮りにBeachへ。


Tedのアドバイスを受けながら撮ったのがこれ。



Tedも超真剣でした。


食事の用意は当番制、今日の朝食は力うどんです。
今日も風が強いので、当初予定していたWilderness Siteに移動するのはやめ、Seacampで4泊することにしました。今日は歩いて島の南部を回る予定です。




この島は東側が大西洋、全部がとても広い砂浜になっています。砂浜でFootballができてしまいそうなくらい、これが10Mile以上も続いています。


途中にはこんなきれいな泉が!本当にたくさんの小鳥たちがエサをとっていました。



またもアルマジロ発見。エサをとるのに夢中なアルマジロ君はTedがこんなに近づいているのに気がつきません。食いしん坊もいいかげんにしないと・・・


ここはDungenessという独立戦争の英雄、General Nathanial Greene の未亡人が建てた別荘の後です。


ここには樹齢500年という大きなOakの木もあります。


砂浜のすぐ向こうにはSalt Marshと呼ばれる湿地もあります。


シカを見つけました。


またBeachに戻ってきました。Beachをひたすら歩いてSeacampに戻ります。


Pelicanです。この後、Whaleも見ることができました。なんてLucky!
今日の夕食は麻婆春雨とジューシー(沖縄風まぜごはん)、食後Campfireを囲みながら、Tedがしみじみと、KazuとCumberland IslandでCampするなんて、20年前(Tedとぼくが日本の大学で机を並べていた頃です)には考えられなかったと、感慨深そうに語っていました。
本当に不思議なもんですねえ・・・

3月16日
今日もいい天気、風邪も少し収まってきました、が、海に出るのはむずかしそう。


ということで今日はRental Bikeを借りて島の北を目指すことにしました。



自転車は快適ですねえ。


最初に向かったのはPlum Orchard Mansion、これは冬の間に過ごすためだけに建てられた別荘だそうです。



たまたまボランティアの方が明日にここで開かれるPartyの準備のために室内にいて、中を案内してくれることになりました。こんなこともめったにないらしいのでこれまたLuckyです。これはわずか100年ほど前に建てられたもの、ヨーロッパや中国、日本と比べても歴史の新しい国アメリカ、なんだか自分たちで一生懸命歴史を作り出しているような感じがしました。なんだかうまく表現できないけど・・・


庭ではAlligatorが気持ちよさそうに日なたぼっこしていました(もちろん飼われているものではありませんよ)。


1時間ほど自転車で北へ進み、僕たちがCampするはずだったSiteへ。川のそばにあるとてもいい感じの場所でした。でも、海までは歩いて30分ほどかかるので、活動のバリエーションとしてはSeacampの方がいいかも。

Seacampに戻ってから、再びBeachへ。


上手く写っていないのがとても残念ですが、夕日と宵の明星と産まれたばかりの(新月の次の日の)月を一緒に見ることができました。星ももちろんいっぱい見られましたよ。
なんて贅沢な毎日なのでしょう。

続く・・・

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