この週末は久しぶりに暖かかったので(10℃を越えました),Bikeで我が町Raleighを回ってみることにしました。
土曜日はTedとUmstead Parkへ。
ちょっと足をのばしてNCSUのRopes Courseに行きました。
新しいHigh Courseや
Low Course
Wallまで新たに作られていました。
このRopes Courseではこんなことや,こんなこともしました。
せっかくなので日曜日はRaleighを1周するLong Tourに出てみました。
RaleighにはGreenway SystemというTrailがあり,完全ではありませんが,遊歩道をつなぎながら市街を1周することができます。
入口はこんな感じ。場所によっては乗馬できるTrailまであります。
木道で湿地を抜けることができたり・・・
線路や道路をくぐったり・・・
段差にも木道でSlopeがつけられています。
我が愛車GrenをFixしたDealerが。
これはうちの湖ではありません。市街の北にあるShelley Lake,初登場です。
川沿いになおもTrailをすすむと・・・
Crabtree Mallが見えてきました。ここには日本からのGuestをたくさん連れてきたなあ。アバクロをたくさん買い込んでいたのは誰だっけかなあ・・・
大きな道に出てなおも進むと,たくさんの思い出の場所が立ち並ぶRidge Roadへ。
NC Art Museumや
遠くにCarter-Finley Stadiumが見えます。
日曜日なのでFlea Marketもやっていましたよ。ここではState Fairも行われていました。
大学が所有する植物園の前を通り,
現在のApartmentに住む前に部屋を借りていたPE Departmentの同僚,Randyの家の前を通り過ぎて・・・
うちの湖への入口を見ながら・・・
我が家へ帰ってきました。所要時間3時間半,思い出の場所をめぐる楽しいTour de Raleighとなりました。もうすぐわがHometown in USAともお別れです。
2011/01/31
2011/01/27
NOLS BC Ski Course (3) Avalanche awareness
NOLS BC Ski Courseの報告第3弾です。
KazuがこのCourseを選んだ理由のひとつが,体系的な雪崩(Avalanche)に関する知識とそれを予測し避けるための実践を学ぶことにありました。期待していたとおりの大変有意義な機会となりました。記録を残すことも含めてまとめてみようと思います。
Avalanche Triangle
雪崩に巻き込まれるのは事故“Accident”ではありません。雪崩が起きる原因として以下の3つの要因が重なっています。これをAvalanche Triangleといいます。
Terrain(地形),Weather(天候),そしてSnowpack(積雪)です。そして,真ん中にスキーヤーの絵がありますが,これがHuman Factorを表しています。雪崩事故の90%は犠牲者または犠牲者の仲間や他のスキーヤーが原因となっているのです。順番にTriangleの説明を少し。
1)Terrain(地形)
3つの要素の中で,唯一私たちがコントロールできるものです。傾斜やアンカー(岩や樹木など)の有無が判断の要素となります。
インストラクターのAJも,Terrain is the only thing we have control over! と強調していました。
斜度:96%の雪崩が30度以上の斜面で起きています。特に35度〜40度,38度が一番危険な角度とされています。逆に50度以上の斜面では可能性がかなり低くなります(急すぎますよね)。
アンカー:森林地帯や尾根などは雪崩が起きにくい地形です。
2)Snowpack(積雪)
これについては,Snow pitを掘って雪の観察をするなど(後ほど紹介します)の方法がありますが,AJが強調していたのは積雪の多寡に関わらず,Shallow snow is weak snow−雪面近くの雪は不安定な弱い雪質,とのことでした。
3)Weather(天候)
AJが強調していたのは,Rapid change makes snow instability−急激な天候の変化(気温の上昇,積雪,降雨,強風による雪の堆積)は積雪を不安定にするということです。
4)Human factor(人的要因)
AJはこう言っていました。
Human is NOT rational beings, they are EMOTIONAL.
人は論理的な存在ではなく,感情によって左右される。雪崩の可能性があっても,その斜面を滑りたいがために陥る考え方や行動を,それぞれの頭文字をとってF・A・C・E・T・Sというと紹介してくれました。
Familiarity:「この斜面は前にも滑ったことがあるから大丈夫」
Acceptance:「おれはスキーが上手いから万が一雪崩が起きても避けることができる」
Commitment:「せっかく休みを取って来たんだ。Back Countryを滑れるのは今シーズンこの2日しかない」
Expert Halo:「あの人は経験者,あの人についていけば大丈夫」
Tracks:「あんなところに他の人が滑った跡がある。あそこなら大丈夫」
Social Pride:「あいつが滑ったなら,おれも・・・」
うーん,とっても説得力があります。
Avalancheのことをつきつめていくと科学の領域になりますが,少なくとも以下に挙げる要因のうち3つが当てはまる場合にはその斜面を滑ったり,横切ったりすることを避けるべきだそうです。これもそれぞれの頭文字をとってALP TRUTHと紹介してくれました。
Avalanche(雪崩)
48時間以内にその場所で雪崩が起きた
Loading(堆積)
48時間以内にその場所に積雪,風による堆積,雨が降った
Path(走路)
明らかに雪崩の起きそうな走路にいる
Terrain Trap(地形の罠)
ガリー(岸壁に食い込む急な岩溝),樹林,崖,クレバスや他の障害物の存在
Rating(格付け)
アメリカのスキー場やメジャーなエリアでは,雪崩の危険性を格付けした公的な雪崩情報があります。危険度の低い順から,1.Low 2.Moderate 3.Considerable 4.High 5.Extreme となっています。これが,3.Considerableまたはそれ以上の場合
Unstable Snow Signs(不安定な雪のサイン)
崩れやすい,クラックが入る,中空構造の雪などの明らかな証拠
Thaw Instability(融解による不安定)
太陽,雨,気温の上昇などで雪面が急に温められること
さらに,ビーコン,スノースコップ,プローブをといったレスキューギアを携帯し,少なくとも2名以上で行動すること,雪崩の危険性がある斜面を横切るときは必ず1人ずつ行動すること,グループで判断すること,などを実践することにより,雪崩事故のほとんどを防ぐことができるとのことです。
なお,ここで紹介していることはAvalanche Awarenessに関するほんの一部なので,詳しくは雪崩の講習会に参加したり,雪崩に関する本を読むなど,最新の情報とTechniqueを学ぶことが大切です!!!
では,Fieldで行ったことを写真を交えて紹介します。
まずは2人1組で片方がビーコンをどこかに埋め,残りがビーコンを探索モードにしてビーコンを探す練習。モデルはElie from Oregon。
見っけたど〜!
AJとCraigによるレスキューのデモ。ビーコンの入ったバックパックをビーコンで探索し,プローブで埋まっている場所を特定し,スコップで掘り出します。1mほどの深さのバックパックを探索し掘り出すまで2分30秒!はやい!!
Snow Pitを掘って積雪の観察。スラブ(雪の層)とその間にある弱層をチェックしています。それぞれのスラブの固さも計ります。
それぞれのスラブの雪をスコープで観察,さらに雪温も計ります。
観察した結果を記録します。
雪面の安定性を測るテストのひとつ,コンプレッション・テストを行っています。
モデルはMarty from Englamd。
このような感じでLectureとFieldでのPracticeの両面で雪崩についての理解をさらに深めることができました。
繰り返しますが,ここに書いてあることは,Avalanche Awarenessのほんの一部なので,講習会に参加して実際に学ぶことを強くお奨めします。
たとえば・・・日本雪崩ネットワークなど
KazuがこのCourseを選んだ理由のひとつが,体系的な雪崩(Avalanche)に関する知識とそれを予測し避けるための実践を学ぶことにありました。期待していたとおりの大変有意義な機会となりました。記録を残すことも含めてまとめてみようと思います。
Avalanche Triangle
雪崩に巻き込まれるのは事故“Accident”ではありません。雪崩が起きる原因として以下の3つの要因が重なっています。これをAvalanche Triangleといいます。
Terrain(地形),Weather(天候),そしてSnowpack(積雪)です。そして,真ん中にスキーヤーの絵がありますが,これがHuman Factorを表しています。雪崩事故の90%は犠牲者または犠牲者の仲間や他のスキーヤーが原因となっているのです。順番にTriangleの説明を少し。
1)Terrain(地形)
3つの要素の中で,唯一私たちがコントロールできるものです。傾斜やアンカー(岩や樹木など)の有無が判断の要素となります。
インストラクターのAJも,Terrain is the only thing we have control over! と強調していました。
斜度:96%の雪崩が30度以上の斜面で起きています。特に35度〜40度,38度が一番危険な角度とされています。逆に50度以上の斜面では可能性がかなり低くなります(急すぎますよね)。
アンカー:森林地帯や尾根などは雪崩が起きにくい地形です。
2)Snowpack(積雪)
これについては,Snow pitを掘って雪の観察をするなど(後ほど紹介します)の方法がありますが,AJが強調していたのは積雪の多寡に関わらず,Shallow snow is weak snow−雪面近くの雪は不安定な弱い雪質,とのことでした。
3)Weather(天候)
AJが強調していたのは,Rapid change makes snow instability−急激な天候の変化(気温の上昇,積雪,降雨,強風による雪の堆積)は積雪を不安定にするということです。
4)Human factor(人的要因)
AJはこう言っていました。
Human is NOT rational beings, they are EMOTIONAL.
人は論理的な存在ではなく,感情によって左右される。雪崩の可能性があっても,その斜面を滑りたいがために陥る考え方や行動を,それぞれの頭文字をとってF・A・C・E・T・Sというと紹介してくれました。
Familiarity:「この斜面は前にも滑ったことがあるから大丈夫」
Acceptance:「おれはスキーが上手いから万が一雪崩が起きても避けることができる」
Commitment:「せっかく休みを取って来たんだ。Back Countryを滑れるのは今シーズンこの2日しかない」
Expert Halo:「あの人は経験者,あの人についていけば大丈夫」
Tracks:「あんなところに他の人が滑った跡がある。あそこなら大丈夫」
Social Pride:「あいつが滑ったなら,おれも・・・」
うーん,とっても説得力があります。
Avalancheのことをつきつめていくと科学の領域になりますが,少なくとも以下に挙げる要因のうち3つが当てはまる場合にはその斜面を滑ったり,横切ったりすることを避けるべきだそうです。これもそれぞれの頭文字をとってALP TRUTHと紹介してくれました。
Avalanche(雪崩)
48時間以内にその場所で雪崩が起きた
Loading(堆積)
48時間以内にその場所に積雪,風による堆積,雨が降った
Path(走路)
明らかに雪崩の起きそうな走路にいる
Terrain Trap(地形の罠)
ガリー(岸壁に食い込む急な岩溝),樹林,崖,クレバスや他の障害物の存在
Rating(格付け)
アメリカのスキー場やメジャーなエリアでは,雪崩の危険性を格付けした公的な雪崩情報があります。危険度の低い順から,1.Low 2.Moderate 3.Considerable 4.High 5.Extreme となっています。これが,3.Considerableまたはそれ以上の場合
Unstable Snow Signs(不安定な雪のサイン)
崩れやすい,クラックが入る,中空構造の雪などの明らかな証拠
Thaw Instability(融解による不安定)
太陽,雨,気温の上昇などで雪面が急に温められること
さらに,ビーコン,スノースコップ,プローブをといったレスキューギアを携帯し,少なくとも2名以上で行動すること,雪崩の危険性がある斜面を横切るときは必ず1人ずつ行動すること,グループで判断すること,などを実践することにより,雪崩事故のほとんどを防ぐことができるとのことです。
なお,ここで紹介していることはAvalanche Awarenessに関するほんの一部なので,詳しくは雪崩の講習会に参加したり,雪崩に関する本を読むなど,最新の情報とTechniqueを学ぶことが大切です!!!
では,Fieldで行ったことを写真を交えて紹介します。
まずは2人1組で片方がビーコンをどこかに埋め,残りがビーコンを探索モードにしてビーコンを探す練習。モデルはElie from Oregon。
見っけたど〜!
AJとCraigによるレスキューのデモ。ビーコンの入ったバックパックをビーコンで探索し,プローブで埋まっている場所を特定し,スコップで掘り出します。1mほどの深さのバックパックを探索し掘り出すまで2分30秒!はやい!!
Snow Pitを掘って積雪の観察。スラブ(雪の層)とその間にある弱層をチェックしています。それぞれのスラブの固さも計ります。
それぞれのスラブの雪をスコープで観察,さらに雪温も計ります。
観察した結果を記録します。
雪面の安定性を測るテストのひとつ,コンプレッション・テストを行っています。
モデルはMarty from Englamd。
このような感じでLectureとFieldでのPracticeの両面で雪崩についての理解をさらに深めることができました。
繰り返しますが,ここに書いてあることは,Avalanche Awarenessのほんの一部なので,講習会に参加して実際に学ぶことを強くお奨めします。
たとえば・・・日本雪崩ネットワークなど
Good News:ほとんどの雪崩は避けることができる
Bad News:そのためには雪崩に関する正しい知識とそれを避けるための行動をとることが必要である。
Have a good SKIING !
2011/01/22
NOLS BC Ski Course (2) A life in snow
NOLS BC ski courseのご報告第2弾です。
9日間のBack Country生活のうち7日間は,自ら熱を産み出すのはCamp Stoveと自分の身体のみ。自分の身体を暖かくしておくこと(stay warm)がとても大事です。
そこで,今回はStay WarmのためのTipsを。
1)Layering
自分の体温を暖かくKeepするために必要なもの,それは衣類です。マイナス10度以下での活動とはいえ,Hike upやShoveling(シャベルで雪をかくこと)で汗をかいたりすることもしばしば。そこで重要なのがLayering(重ね着)になります。
・Base Layer:肌の上に着るもの。化繊の長袖シャツやアンダーウェアを着ます。大事なのは乾きやすいこと。吸った汗をすぐ外に排出するようにポリプロピレンやオーロン等の化繊,またはウールのものがよいです。綿のシャツは,汗を吸ってなかなか乾かず,体温を奪われてしまうため,Back CountryではDeath Clothと呼ばれています。肌触りが良くて気持ちがいいんだけどね・・・
・Mid Layer:Base Layerの上に着るもの。暖かい空気をため込んでおくことができるように,少しかさのあるものを着ます。フリースや薄手のダウンなど。あまり厚手のものにしてしまうと,細かい温度調節が難しくなります。ちなみにKazuはマイクロフリースのジャケットとソフトシェル・ジャケットをMid Layerにしていました(Hike up中はソフトシェルを脱ぐ)。
・Outer Layer:Insulationの上に着るもの。暴風・防水性のあるもの。Insulationの入っていないものの方が温度調節しやすい。ただし,これは基本的に活動しているときのLayering,これを全部着ても寒いことはたくさんあります。そこで登場するのが・・・
・Puffy Jacket & Pants:Outerの上に着るInsulation入りのJacketとPants。食事中や休憩中などはさっとこれらを着ます。フード付きが良いです。ダウンの方が少ないかさで暖かくコンパクトに収納することができますが,ぬれてしまうと保温性が全くなくなってしまいます。化繊のものがとーっても重宝しました。
これらの衣類を気温や活動に応じて調節しました。めんどくさがらずに寒くなったら着る,暑くなったらぬぐことをこまめにすることが大事です。
・足もと:BC ski Courseなので,もちろん活動中はスキーブーツ。キャンプ地に着いて履いていたのが,ダウンブーティーとアウターブーツ。スキーブーツはある程度タイトに作られているのずっと履いていると血行が悪くなり,寒さの原因となります。スキーのインナーの上からダウンブーティーを履き,その上にアウターブーツ。アウターブーツは防水性の素材でできたもので,その気になればスキーブーツの上から履くことも可能。足もとが暖かければ,かなり快適に雪の中でも生活することができます。これはホントに優れものでした。思わず勝ってきてしまいました(残念ながら現在は生産されていません)。
もちろん頭にはウールやフリースの暖かな帽子やネックゲイター,Balaclava(目出帽)が必需品です。
ちなみにKazuのLayeringは
上半身:長袖Under→マイクロフリース・ジャケット→ソフトシェル・ジャケット
→ゴアテックス・ジャケット→Puffy Jacket
下半身:CRXアンダーウェア→マイクロフリース・パンツ
→ゴアテックス・ビブ→Puffy Pants
ちなみにKazuのLayeringは
上半身:長袖Under→マイクロフリース・ジャケット→ソフトシェル・ジャケット
→ゴアテックス・ジャケット→Puffy Jacket
下半身:CRXアンダーウェア→マイクロフリース・パンツ
→ゴアテックス・ビブ→Puffy Pants
ちなみにKazuが全て着込むとこんな感じ。
手前に見えているのがアウターブーツ。
これがSnow Cave 作成時の服装。ModelはSyde from Singapore。
2)暖かく過ごすために:キャンプに着いたら
・まずはPuffy Jacket & Pantsを着て暖かな身体をKeep。
・汗でぬれた靴下を乾いたものに履き替えます。はいていた靴下はBase Layerの上から肩にかけます。自分の体温で乾かす作戦です。これで寝る前にはかなり乾いています。
・もう一度スキーのインナーをはき,ダウンブーティー,アウターブーツの順番で履きます。これで足もとは完璧でした。
3)暖かく過ごすために:寝る前に
・まずは寝る直前に身体が暖まっていることが大前提。そうでない場合に身体を温める方法。暖かい飲み物を飲む。何か食べる(カロリーをとる)。運動する。Instructorは寒くなったらShovelingしろ,と言っていました。
・寝るための準備。寒さは外気よりも地面(雪面)から。従って,自分の身体の下に何を敷くかが大事になります。ちなみに今回は雪面の上に,防水性のシート→エンソライト・パッド→エアマットを敷きました。これで下からの冷えをかなり防ぐことができます。
・十分暖かい場合は着ているものを脱ぎます。脱いだものはパッドとエアマットの間に敷きます。
・靴下を厚手の暖かいものに履き替えてSleeping Bagの中へ。ちなみに,手袋も含め身につけるものはすべてSleeping Bagの中へ。さもないと凍ってしまいます。ちなみにKazuの寝るときの服装はマイクロフリースのジャケットにマイクロフリースパンツ。夜中にジャケットと靴下は脱いでいました。
・ちなみにスキーのインナーは脱いで,外に置いておきます。暖かく快適に寝るために寝るためだそうです。ちなみに起きてから着替えている間にSleeping Bagの中に入れておくとかなり暖まります。
実演中のAJ。
4)僕たちのすまい その1−Yurt−
僕たちが訪れたBack Countryは,Jedediah Smith WildernessというAreaで,Forest service(森林局)が管理をしています。このようなところでは,小屋やYurtなどをRecreationの目的で建て,予約をすれば誰でも使用することが可能です。僕たちが泊まったYurtは,ガスコンロ,全ての調理用具,薪ストーブ,2段ベッドまでそろったとても快適な場所でした。
中はこんな感じ。
5)僕たちのすまい その2−Snow Cave−
残りの6日間過ごしたのがSnow Cave,自分たちで横穴を掘り,その中で生活しました。
まずは,雪の斜面を選び,Probeで十分な深さがあるかどうか確認します。
そして掘り始めます。低い位置から掘り始め,居住部分を入口より上にすると,冷たい空気が下にたまるため,暖かい空気が室内に残りやすくなります。
横穴を掘り始めるJason from Utah。彼は職人でした(本当はぼくと同業者)。
Snow Caveの室内はある程度の高さが必要で(長い期間過ごしていると暖かさでSnow Caveが沈むため),しかも丈夫はきれいなドーム型にするのが強度的にも,水滴が垂れないようにするためにもよいそうです。
穴を掘るのも大変ですが,掘り出した雪を外に運び出すのもこれまたひと苦労。Teamworkが必要です。
様子を見に来たAJとお仕事中にポーズをとるKazu。メンバーを2グループに分けて,4名分の広さのSnow Caveを作ったのですが,我がSnow Caveはメンバーのこだわりのおかげでメンバー全員が入ってミーティングできるほどの大きくて快適なものとなりました。
外には立って調理ができるKitchenも作りました。ModelはTeo from California。
入口にはきれいな雪の結晶が。
実は雪の中ってあたたかいって知っていますか?もちろん0℃以上にはなりませんが,外がマイナス15℃以下でも室内はマイナス5℃以上あります。雪は断熱性があるからです。おかげで6日間とても快適に過ごすことができましたよ。
次回はBC Skiを楽しむにあたって必ず必要となるAvalanche(雪崩)についてまとめてみようと思います。
追伸
今まで2年間にわたって楽しんできたKazuのアメリカアウトドア三昧ですが,一区切りの時が近づいてきました。正式に帰国日が決まりました。3月4日にこちらを発ち,5日に帰国します。昨日,海外引っ越し用の(ヤマト)段ボールが届きました。
もちろん寂しさもありますが,ここで学んできたことをOutputしたい!という気持ちの方が強いかな。一区切りまでもう少しアウトドア三昧します!
2011/01/18
NOLS BC Ski Course (1) Outline and Powder!
2010年12月29日から年をまたいで2010年1月9日まで,NOLS (National Outdoor Leadership School)のBack Country Ski Course (23 years old over) に参加してきました。場所はTeton Valley,我が愛するTetonです。National Parkとは反対側のTetonの西斜面で雪まみれの12日間を過ごしてきました。
NOLSはOutward Bound と並ぶアメリカにおける冒険教育機関で,アメリカのみならず,南米パタゴニアやオーストラリア等でもプログラムを行っています。Kazuは,2009年の夏にOutward Boundには参加したことがあるので,両者の違いについて興味がありました。
そしてもちろん,もう一つは初スキー in USA,しかも大好きなTelemarkでBack Country!しかもBack Countryで9日間!!
ということでお伝えしたいことはたくさんあります。まずは備忘録も兼ね,日程を追いながらCourseの概要から。
12月29日(1日目)
NOLS到着
AM 備品のチェックとレンタル
PM Lecture:暖かく過ごすために(レイヤリング等),Cold Injury(凍傷)について
NOLS School 泊
12月30日(2日目)
終日近隣のスキー場で技術Lesson
NOLS School 泊
12月31日(3日目)
AM 引き続き技術Lesson
PM Packing
NI Lecture:Avalancheについて
NOLS School 泊
1月1日(4日目:BC1日目)
いよいよBack Countryへ
Yurt泊(モンゴルではゲルとも呼ばれる移動式の住居)
1月2日(5日目:BC2日目)
AM ビーコン(こちらではTransceiverと呼んでいます)の使用法の練習
PM Back Country Ski
Yurt泊
1月3日(6日目:BC3日目)
AM Snow Travel
PM Snow Cave(雪洞)作り
Snow Cave泊
1月4日(7日目:BC4日目)
AM Snow Cave周りの環境整備
PM Back Country Ski
Snow Cave泊
1月5日(8日目:BC5日目)
MO Lecture:冬の野生生物の生活
Back Country Ski!!
Snow Cave泊
1月6日(9日目:BC6日目)
MO Lecture:Snowpackの観察について
Snow Travel
Snow pitを掘って,雪質の観察。弱層テストの方法
Back Country Ski
Snow Cave泊
1月7日(10日目:BC7日目)
MO Lecture:Avalancheについて
Back Country Ski
Snow Cave泊
1月8日(11日目:BC8日目)
AM Snow Travel(下山)
PM Fly Camp設営
NI Last Night with Small Campfire
1月9日(12日目)
AM NOLS School 帰着
PM 片付け等 Graduation 解散
今回の参加メンバーは8名,うち女性が3名。イギリス,シンガポール,そして日本と海外からの参加が3名。職業もお医者さんから,軍で働く人,OBSのインストラクター!(シンガポールからの人)と盛りだくさん,まさにDiversityという感じでした。ちなみにKazuが最年長でした・・・シンガポールからのSyedはなんとスキーさえも初めて!勇気がありますね。
インストラクターは2名,陽気で「よし,いっちまおうぜ!」という感じのAJと,「ちょっとそこは落ち着いて・・・」という感じのCraig,なんだかバランスのいいコンビでした。
では写真を交えつつ・・・
各自が持ってきた荷物を広げて,インストラクターのチェックを受けています。やはり,「備えあればうれしいな」ですね。
レイヤリングのLectureを受けています。
スキー場での一コマ。全員がTelemark Skiです。レベル別にスキー場のインストラクターから指導を受けました。ぼくらの担当はAJの奥さん!とても教え方上手で,ちょっとコツつかんじゃいました。
いよいよ,Back Countryへ出発です。40LほどのBackpackとそりで全ての荷物を運びます。このそりが優秀!急斜面の多い日本では難しいかもしれませんが・・・
これが最初の2日間泊まったYurt。2段ベッドやプロパンガスのコンロ,薪ストーブなど,生活に必要な備品がそろっていてとても快適でした。詳しくは生活編で紹介します。
さらにWildernessを奥へと進んでいきます。
ぼくの前に道はない。
ぼくらの後に道はできる。
夕日に染まる雪山はきれいですね・・・
ぼくらの6日間の家,Snow Caveの中で。左がインストラクターのAJ,真ん中がCraig。
いよいよBack Country Ski,はやる気持ちを抑えて斜面を登っていきます。
いえーい!雪はもちろんふかふかのPowder!
自分たちの楽しんだ後が刻まれています。Skiの楽しいところですよね。
Kazu,準備OKです!
真っ白なキャンバスに思い思いの絵を描いていく感じ・・・
遊び疲れて,日が暮れて,帰路につきます。遠くに我が家が見えて,ちょっと嬉しくなります。
でも,やっぱり名残惜しくて後ろを振り返ると,自分たちの遊んだ軌跡がはっきり残っていて,また明日が楽しみになる。
子どもの頃の夏休みを思い出させるような毎日でした。
気温は最高でもマイナス5℃くらい,夜はマイナス20℃以下まで冷え込みました。でも,自分はしっかり生きていて,寝袋の中に凍った手袋や湿った靴下を入れて一緒に一晩過ごすと,それらが乾いている・・・人間ってすごいなあ。
もちろん楽しかったことばかりではありません。むしろ大変だったことの方が多いかも。でも,やっぱり「楽しかったなあ」と心から思えます。
雪の中での生活のことや,期間中に受けた雪崩に関するLectureについてはまたレポートすることにします。
間違いなく今までで一番のBack Country Ski体験でした。
(つづく)
追伸:NCの空港からうちまでタクシーで帰ったのですが,運ちゃんに,「日本人?見えないねえ・・・」と言われてしまいました。顔,ずいぶん黒くなったからなあ・・・
NOLSはOutward Bound と並ぶアメリカにおける冒険教育機関で,アメリカのみならず,南米パタゴニアやオーストラリア等でもプログラムを行っています。Kazuは,2009年の夏にOutward Boundには参加したことがあるので,両者の違いについて興味がありました。
そしてもちろん,もう一つは初スキー in USA,しかも大好きなTelemarkでBack Country!しかもBack Countryで9日間!!
ということでお伝えしたいことはたくさんあります。まずは備忘録も兼ね,日程を追いながらCourseの概要から。
12月29日(1日目)
NOLS到着
AM 備品のチェックとレンタル
PM Lecture:暖かく過ごすために(レイヤリング等),Cold Injury(凍傷)について
NOLS School 泊
12月30日(2日目)
終日近隣のスキー場で技術Lesson
NOLS School 泊
12月31日(3日目)
AM 引き続き技術Lesson
PM Packing
NI Lecture:Avalancheについて
NOLS School 泊
1月1日(4日目:BC1日目)
いよいよBack Countryへ
Yurt泊(モンゴルではゲルとも呼ばれる移動式の住居)
1月2日(5日目:BC2日目)
AM ビーコン(こちらではTransceiverと呼んでいます)の使用法の練習
PM Back Country Ski
Yurt泊
1月3日(6日目:BC3日目)
AM Snow Travel
PM Snow Cave(雪洞)作り
Snow Cave泊
1月4日(7日目:BC4日目)
AM Snow Cave周りの環境整備
PM Back Country Ski
Snow Cave泊
1月5日(8日目:BC5日目)
MO Lecture:冬の野生生物の生活
Back Country Ski!!
Snow Cave泊
1月6日(9日目:BC6日目)
MO Lecture:Snowpackの観察について
Snow Travel
Snow pitを掘って,雪質の観察。弱層テストの方法
Back Country Ski
Snow Cave泊
1月7日(10日目:BC7日目)
MO Lecture:Avalancheについて
Back Country Ski
Snow Cave泊
1月8日(11日目:BC8日目)
AM Snow Travel(下山)
PM Fly Camp設営
NI Last Night with Small Campfire
1月9日(12日目)
AM NOLS School 帰着
PM 片付け等 Graduation 解散
今回の参加メンバーは8名,うち女性が3名。イギリス,シンガポール,そして日本と海外からの参加が3名。職業もお医者さんから,軍で働く人,OBSのインストラクター!(シンガポールからの人)と盛りだくさん,まさにDiversityという感じでした。ちなみにKazuが最年長でした・・・シンガポールからのSyedはなんとスキーさえも初めて!勇気がありますね。
インストラクターは2名,陽気で「よし,いっちまおうぜ!」という感じのAJと,「ちょっとそこは落ち着いて・・・」という感じのCraig,なんだかバランスのいいコンビでした。
では写真を交えつつ・・・
各自が持ってきた荷物を広げて,インストラクターのチェックを受けています。やはり,「備えあればうれしいな」ですね。
レイヤリングのLectureを受けています。
スキー場での一コマ。全員がTelemark Skiです。レベル別にスキー場のインストラクターから指導を受けました。ぼくらの担当はAJの奥さん!とても教え方上手で,ちょっとコツつかんじゃいました。
いよいよ,Back Countryへ出発です。40LほどのBackpackとそりで全ての荷物を運びます。このそりが優秀!急斜面の多い日本では難しいかもしれませんが・・・
これが最初の2日間泊まったYurt。2段ベッドやプロパンガスのコンロ,薪ストーブなど,生活に必要な備品がそろっていてとても快適でした。詳しくは生活編で紹介します。
さらにWildernessを奥へと進んでいきます。
ぼくの前に道はない。
ぼくらの後に道はできる。
夕日に染まる雪山はきれいですね・・・
ぼくらの6日間の家,Snow Caveの中で。左がインストラクターのAJ,真ん中がCraig。
いよいよBack Country Ski,はやる気持ちを抑えて斜面を登っていきます。
いえーい!雪はもちろんふかふかのPowder!
自分たちの楽しんだ後が刻まれています。Skiの楽しいところですよね。
Kazu,準備OKです!
真っ白なキャンバスに思い思いの絵を描いていく感じ・・・
遊び疲れて,日が暮れて,帰路につきます。遠くに我が家が見えて,ちょっと嬉しくなります。
でも,やっぱり名残惜しくて後ろを振り返ると,自分たちの遊んだ軌跡がはっきり残っていて,また明日が楽しみになる。
子どもの頃の夏休みを思い出させるような毎日でした。
気温は最高でもマイナス5℃くらい,夜はマイナス20℃以下まで冷え込みました。でも,自分はしっかり生きていて,寝袋の中に凍った手袋や湿った靴下を入れて一緒に一晩過ごすと,それらが乾いている・・・人間ってすごいなあ。
もちろん楽しかったことばかりではありません。むしろ大変だったことの方が多いかも。でも,やっぱり「楽しかったなあ」と心から思えます。
雪の中での生活のことや,期間中に受けた雪崩に関するLectureについてはまたレポートすることにします。
間違いなく今までで一番のBack Country Ski体験でした。
(つづく)
追伸:NCの空港からうちまでタクシーで帰ったのですが,運ちゃんに,「日本人?見えないねえ・・・」と言われてしまいました。顔,ずいぶん黒くなったからなあ・・・
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