2010/01/09

Expedition

1月2日
今日から2泊3日でTent泊によるExpeditionに出かけます。ぼくは経験ありですが、他の学生たちはほとんどが初めての体験、いったいどんな3 days になるのでしょうか。


Trail HeadのCrawford Houseでパッキングの最終確認。今までの装備に加えてTentも加わったので結構な荷物の重さです。天気は雪模様・・・


出発前の一コマ、左からJey、TD、GW。TDの笑顔がいいですねえ。


いよいよ今日の目的地、Nauman Campsiteに向けて歩き始めます。



先行者のTrailがあり、とても歩きやすいです。AmericaというとRockyやGrand Canyonなどの雄大な風景をImageしがちです。ぼくが住んでいるNCもそうですが、そんなところばかりではなく、日本の風景にそっくりな場所もたくさんあります。ここもどこか日本を思わせる風景で、なんだか歩いていて心が和みます。


3時間ほど歩いてCampsiteに到着、さっそくTentを設営します。雪はいろいろな形に加工ができるので、Tentをたてた後は、玄関を作ったり、風よけの壁を作ったりと、さまざまなCraftを楽しむことができます。

Tent MateのTimとAlexaです。Timはすっかり雪の大工となっていました。


Campsiteのデッキを利用して作ったKitchenです。夕食作りの真っ最中。


今日の夕食、カレー風味のSoup(Rice入り)に舌鼓を打つBradとGW、それにしても夕方になってまた雪が強くなってきました。


風や雪を防ぐ場所がないので、夕食を食べたら体が冷えないうちにTentに入ります。こういう場所ではなるべく消耗しないように、いかに体を暖かく、乾いた状態に保つかが大事になります。AlexaはTentに入ったらすぐにSnackのチョコレートを食べていました。これも身体を暖かく保つTechniqueのひとつなのです。Alexaの場合、それだけではない気もしますが・・・
この後3人で1時間ほどトランプで盛り上がりました。それでも9時には夢の中でした。

1月3日


Expeditionの2日目、朝イチのKazuです。僕たちの出した水蒸気が凍ってTentの壁についていました。それでもSpaceが小さい分人の熱でShelterよりも暖かく過ごせたように思います。いつの間にか靴下を脱いで寝ていました・・・


昨日から降り続いている雪は60cmほどになり、Tentもずいぶん埋まりました。朝イチの作業はTentの雪下ろしでした。


雪がすっかりTrailを消してしまったので、予定を変えて、より近くにあるMt. Jacksonを目指すことになりました。Snow Shoeを履いた4名が先頭を歩いてTrailを作り、その後を他のMemberが歩いていきます。60cm近い新雪をかき分ける先頭はかなりの重労働なので、先頭を交代しながら進みます。Snow Shoeも交代で履き替えながら目的地を目指して進みます。

雪は音を吸収する働きがあるので雪の森はとても静かです。歩いているうちにふとあることを思い出しました。
Outdoorでの活動を仕事にしようとは決めていたものの、明確な進路は決まっていなかったあの頃、同じ志を持った仲間と同じように雪の森を歩いたことを。
あの頃はお金はあんまりなかったけど、時間はたっぷりあって、やりたいことはあるんだけど、どのようにしたらいいのかよくわからなくて、とにかくいろいろなことをやろうとして、うまくいったり、うまくいかなかったり、でもそんな一つ一つの体験が自分の血肉になっているような感覚もあって・・・
その後は、折に触れて思い出がぽろぽろこぼれてきて、なんだかとても不思議な感じでした。
このClassに参加している学生はほとんどがTechnologyやEconomics、BiologyなどのMajor(主専攻)の他に、Outdoor LeadershipのMinor(副専攻)を取る予定の学生、こういうことを仕事にしようとするわけではないのでしょうが、すごくOutdoorに興味を持っている子たちです。そんな子たちが持つAuraもそんなことを思い出させるきっかけとなったのかなあ・・・


森林帯を抜けました。ここから結構風が強くなってきました。Trailの目印としてところどころの木に白いペンキが塗られているのですが、この雪で見失うことも多く、そのたびにTDがTrailを探しに行きます。


あまりにも寒いので手っ取り早く暖かくなるために雪の斜面を駆け上がるGW・・・


山頂付近はものすごい風、1枚写真を撮って、早々に樹林帯に逃げ込みます。ちなみにこの日の夕方には-20℃まで気温が下がりました・・・この夜はTentの中で3人でおしゃべり(とはいってもほとんど2人でしたが・・・泣)しました。


1月4日
Expedition最終日、Tentを片付けて、下山します。


Tent入口で荷物をPackingするAlexa。


最後の朝食は、ちょっぴり苦手なOatmeal、もちろんそんな仕草は見せずにちゃんと食べましたよ。そろそろ日本風のご飯が恋しい・・・


下りはSki気分で滑り降りるような感じなので早い早い、1時間半でTrail Headに戻ってきました。今日はこれでHostelに帰りちょっとのんびりかと思いきや、なんとこのまま荷物をRepackしてIce Climbingに行くことに!

ということで次に続きます・・・

2010/01/08

Snow Climbing Training

12月29日から1月7日まで10日間にわたるMountaineeringのField Tripに行ってきました。
場所はNew HampshireにあるWhite Mountain National Forest、メンバーは担当教員のTD、AssistantのGW、学生8名、Kazuの合計11名、3回に分けて今回のTripを紹介していきます。

まずは10日間のScheduleから
12/29 Travel to NH, and stay at Hostel(Vanで18時間の長旅、室内泊)
12/30 Equipment Fitting, hike to Hermit Lake Shelters(3 Days Snow Travel第1弾、Shelter泊)
12/31 Snow climbing at Tuckerman's Ravine.(Shelter泊)
1/1 Snow climbing and out to hostel.(室内泊)
1/2 Expedition to Nauman Campsite.(3 Days Snow Travel第2弾、Tent泊)
1/3 Expedition to Mt. Jackson.(Tent泊)
1/4 Expedition returns to Conway, ice climbing at Crawford Notch.(室内泊)
1/5 Ice climbing at Crawford Notch, dinner in Conway.(室内泊)
1/6 Ice climbing at Cathedral Ledge, final exam.(室内泊)
1/7 Return to Raleigh.

今回は3 days Snow Travel第1弾の様子をお届けします。

12月30日
前日朝5時にRaleighを出発、NHのHostelに着いたのは何と夜の12時でした。そんなToughなScheduleを乗り越え、いよいよ3日間のSnow Travelに出かけます。


まずはShopで冬用の登山靴をレンタル、このShopはいわゆる登山用品店なのですが、Ice axやCrampon(これらの道具は後で紹介していきます)などもレンタルしています。日本では安全上の問題(経験の少ない人が気軽にレンタルして事故を起こすなど)もあり、なかなかこういうところはないように思います。


これが冬用の登山靴、プラスティック製で、スキーブーツと同じようにインナーブーツがあります。


装備もすっかりそろい、Trail Head(登山口)のPinkham Notchへ。ここには立派なLodgeやVisitor Centerがあります。


Visitor Center内にはトイレやシャワールーム、各種Informationとともに荷物をPackingするためのSpaceもあります。これはすごくいい!


個人の荷物の他、鍋やスコップなどGroup StuffもPackingした我がBackpackです。


出発前に記念撮影。


目的地のHermit Lake Shelterを目指してHike up、SkiやSnow Shoeをはいた人たちとたくさんすれ違いました。


2時間ほど歩いて目的地に到着、Tuckerman's Ravineです。写真に見える山の向こう側にMt,WashingtonというこのあたりのLandmarkとなる山があります。


ここはSki Areaとありますが、リフト等は一切ありません。Skiをする人は全員自分の足で登ります。看板にはそれぞれのAreaの雪崩の危険度が示されています。ここには小さいながらもVisitor Centerとなる小屋もあり、近くには緊急避難用のShelterもありました。
向かいの斜面にはリフトのかかったスキー場もありますが、こちらを好む人も多いようです。日本のゲレンデにあるように、はやりの音楽がガンガンかかっているということはありません。
Outdoorというものに関する意識の高さを感じます。


僕たちが2泊するShelterに到着しました。屋根と壁があるだけのとてもSimpleなShelterです。中には最大で10名ほどが寝ることができるSpaceがあります。


中はこんな感じ。暖房も何ももちろんありませんが、雪と風が防げるだけでも全然違います。このShelterの中にテントを張っているGroupもありました。
冬用の暖かいSleeping Bagにくるまっておやすみなさい・・・

12月31日

おはようございます。朝の気温は-20℃近くまで下がりました。


今日は、Tukerman's RavineのBowlで雪山を歩くために必要なさまざまなSkillを身につける日です。まずはTDが雪崩に関するLectureをしました。


その後はみんなでTukerman's RavineのBowl(すり鉢状になった場所、日本ではカールといったりします)をめざして登っていきます。


Bowlの斜面に到着しました。ここでIce AxとCrampon(日本ではピッケル、アイゼンともいいます)を使ったさまざまなSkillの練習をします。


これがCrampon、靴底につける鉄のツメのようなもので、これを装着することにより、氷の斜面も歩くことができるようになります。
いよいよ練習が始まります。まずはSelf Belay(自己確保)、Self Arrest(滑落停止)から。雪山の急斜面では凍った場所も多く、もし転んだりした場合、斜面の一番下まで落ちてしまうこと(滑落)があります。そうならないようIce Axを使って滑落を止めるのがSelf Arrestです。ぼくも一緒に練習をしていたので写真はありませんが・・・
凍った斜面で転んでしまうと場合によっては本当に止まりません。Ice Axのありがたさを痛感しました。


その後は3人1組になってRopeでお互いの安全を確保しながら急斜面の登下降の練習をしました。万が一誰かが転んでしまった場合、他の2人がSelf Belayの姿勢を取ってSelf Arrestで止まらなかった場合の安全確保をします。このときはところどころにSnow Stakeというもので氷の斜面に安全確保のためのAnchorを設置し、Ropeをそこにつなぎながら登りました。
こういうところに安全確保に関する高い意識を感じました。ちなみにこの斜面は30度くらいあるかなりの急斜面です。


下降の練習中、この頃にはIce Ax、Cramponの使い方もだいぶ慣れてきました。


今日は大晦日、本当にいろいろなことがあった2009年の夜が更けていきます。こちらNCに来て9ヶ月、まさか年越しを山の中で過ごすとは思ってもいませんでした・・・

1月1日
あけましておめでとうございます。
という特別なこともなく、2010年最初の日が始まりました。やはり今朝も寒い!
今日は昨日使ったRouteとは違うRouteでTuckerman's RavineのTopを目指します。


雪が降る中、樹林帯をたどりながらどんどん高度を稼いでいきます。


Timber line(森林限界)を越えると結構強い風が。


Boott SpurというPeakで記念撮影。
前列左からTim(Challenge Course Programmingでも一緒でした)、Matt(2人いるうちの静かな方)、Kazu、後列左からAlexsa(紅一点)、Matt(賑やかな方)、Alex、Jey、John、Brad(Backpackingでも一緒でした)


Shelterに戻り、荷物をまとめて、Trail Headに戻ってきました。
なんとかひとやま越えました。でも、このField Tripまだまだ続きます・・・

Mountaineering Field Trip

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。

正月をはさんだ10日間に及ぶMountaineering Field Tripから無事生還しました。
いやいや、ほんとに充実した10日間でした。
力尽きたので今日はこれまで。
明日以降長編大作?でお送りします。


2009/12/28

Preparing for a Mountaineering Trip

いよいよ明日29日から10日間のMountaineering Field Tripが始まります。ここNCからVanに揺られて10数時間、New HampshireにあるWhite Mountain National ParkでSnow Climbing、Ice Climbingなどを行います。今日はその準備をしました。


持って行くべき全ての装備を並べてみました。ー29℃対応のSleeping Bagを筆頭に雪山で少しでも快適に過ごすためのものたちが並びます。一番上にあるBackpackに果たして収まるのでしょうか?


衣類等を小分けにして圧縮するとこんな感じ。


ジャジャーン、見事に収まりました。
明日は朝5:00に大学に集合、担当教員のTD、AssistantのGW(ClimbingのField Tripでも一緒でした)、学生8名、合わせて11名で行ってきます。
お正月はNew Hampshireの山の中で迎えることになります。
それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。

このご報告は新年明けて8日あたりになると思います。

2009/12/26

Christmas

NCで迎える初めてのChristmas、Tedのお宅にお邪魔してきました。
TedはGirl FriendのPamelaと一緒に住んでいます。ChristmasということでTedのお母さんMaryもお宅にきていました。ご存じの皆様も多いと思いますが、Christmasは家族と一緒に過ごす日、日本でいうとお正月のようなものです。


まずはLiving roomの様子から。テーブルの上にはきれいなモビールが飾ってありました。ぶら下がっている飾りは全て、Stitchingがが趣味のPamelaの手作りです。


本棚にはお友達からいただいたChristmas Cardが飾ってありました。日本と違うのはCardはChristmasのちょっと前にもらうものだそうです。日本の年賀状とはちょっと違いますね。
もちろん、ぼくもTedとPamelaから随分前にもらっていました。次は飾るようにします!
(次のChristmasもこちらにいる気満々です)


かわいい長靴も飾ってありました。もちろんこれもPamelaの手作り。


Christmas Treeです。やはりこちらのTreeはでかい!Tedの家のTreeは人工のものですが、本物の木を使うお宅もとても多いです。12月には普通のセダンの屋根に本物の木をくくりつけて走っている車をたくさん見かけました。こちらではTreeを1月くらいまでは飾っておくようです。
ちなみにTedママのMaryのお宅は1年中飾ってあります。
Treeの根元にあるのはChristmas Giftの数々、子どもの頃は、プレゼントはベッドにぶら下げた靴下の中に入っているものだと思っていましたが・・・こちらではChristmasの朝にTreeの根元にGiftが置いてあるのだそうです。家庭によっては、何日も前からGiftを根元に置いておき、当日に包みを開けるのを楽しみに待つそうです。Giftも、高価なものをどんとひとつ、ではなく、いくつかのPackageに分けて置いておくそうですよ。確かに開ける楽しみもありますからね。


Christmas EveのDinnerを囲む4人、左からTed、Mary、Kazu、Pamelaです。


さあ、いよいよChristmas当日がやってきました。なんだかEveの方がメインに感じてしまう日本とは違い、この日が本当のChristmasです。お店もほぼ全て休み、車通りもほとんどなく、本当にお正月みたいです。Tedサンタもやる気満々です。
あ、そうそうこのサンタ帽子、12月には本当にあちこちで見かけました。学生や郵便配達の人、街を歩いていた家族全員がかぶっていた、なんてこともありました。


TedサンタがTreeの根元からGiftを探しています。Jones家では、Giftを用意した人がその人にGiftを渡していました。ちなみにGiftには誰から誰へというのが書いてあります。


TedサンタがMaryにGiftを渡しています。


これは写真が趣味のTed、アルバムを作るのも趣味のひとつであるPamelaの合作によるJones家のPhoto Albumです。


サンタもGiftをGet、Wii Fitをもらって子どものように喜んでいます。ちなみにWii Fitはこちらでも大人気です。この後2人でためしに遊んでみました。ただし、もちろんGuidanceは英語でした。
ぼくは大きな防水Bagと釣り竿、ベルト、ホッカイロ(もちろんこちらではこう言いません)などをもらいましたよ。大喜びしていたのでこのときの写真はありません・・・


この日のLunchがChristmasのメイン、ミートローフにパスタにスウィートポテト、お皿やナプキン、マットもChristmas仕様、この日のためだけにちゃんと用意しておくそうです。


デザートにはPamelaお手製のパンプキン・パイ、これがまた、とーってもおいしかった・・・
この後はおしゃべりしたり、みんなでテレビの映画を見たり(ちなみにTV番組もChristmas仕様、映画のChannelの中には1日中同じChristmasの映画を放映しているところもありました。
Christmas Storyという、少し前のChristmasを題材にした映画とHome Aloneを見ました。昨日から食べる、のんびり、食べる、のんびりの繰り返しで、こんなところも日本のお正月みたいです。


NCで迎えるChristmasも最終日。ちなみに26日は普通の日です。
大学で働くTedとPamelaはは既にWinter Vacationに入っていますが、普通の職場では仕事があります。今年は土曜日なので休みのところがほとんどですが・・・
今日はTedたちが用意してくれた白いBird HouseにさまざまなDecorateをしました。
(似合わない、と言わないで、自分が一番そう思っています)
でも結構楽しいんですよね。
ちなみにこれがどの家庭でも行われているかどうかは聞けませんでした。


作品を記録に収めるTed、MaryもPamelaもきれいなBird Houseを作っていました。



最後に記念撮影、Christmasということで全員赤でした。
なんだかとーってものんびりした楽しいChristmasでしたよ。

追記
実は2日目の夜くらいから無性にごはんが食べたくなりました。ということで今日の夕食は日本風で!納豆、味噌汁、肉じゃが、ゆでたえび(Tedからもらいました)、ごはん です。
やはり日本人だなあとしみじみ思いました。